注文住宅を設計事務所に依頼するデメリット

費用が割高になりやすい

設計事務所に注文住宅を依頼した場合、設計料以外にも監理料もかかります。細かく家のチェックをしてもらえるのはメリットですが、その分コストがかかり、費用が割高になってしまうというのはデメリットです。この監理料は全費用の10~20パーセントを占める為、決して小さくありません。さらに有名な建築士に依頼するとなるとさらに高くなります。また基本的に設計事務所は依頼者の希望に沿って図面を作るというのが仕事で、工事は引き受けていません。その為建築工事は別途建設会社や工務店に依頼するという形になります。このように注文住宅を設計事務所に依頼する場合、建築費用とは別に設計会社に設計費用と監理料を払わなければならない為、通常の一軒家を建てるよりも割高になってしまうという覚悟は必要です。

家が完成するまで時間がかかってしまう

一言で設計事務所といっても色々あり、それぞれの事務所で得意不得意があります。その為まず自分の希望に沿った住宅を設計出来る設計事務所を見つけるのに時間がかかります。主にインターネットで検索して探すのですが、設計事務所は沢山あるので1つに絞るのはかなり大変です。また無事に理想の設計事務所を見つける事が出来ても、そこから色々打ち合わせを繰り返しながら理想の家の設計図を作る為、さらにここでも時間を要します。そしてもちろん図面が完成したからといって終わりではありません。そこからようやく家づくりに入る為、さらに時間がかかります。このように設計事務所を見つける所から始まり、設計図を作り、そして実際に家を建て終えるまでどうしても時間がかかってしまうというのがデメリットです。